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関西情報工学院専門学校

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中学生のよくあるQ&A


小学校3年生から不登校です。こんな子供でも受け入れてもらえるのでしょうか。
そういう生徒は今まで数名が入学しています。小学校3年生から中学3年生まで全く学校へ行けなかった生徒もおります。1年次は相当数休んだ生徒もおりますが、本校はそういう生徒を受け入れております。

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中学で不登校だったのですが、どういう取り組みをしていただけるのですか。
本校では入学式前から仲間作りの合宿を行っています。但し、いきなり合宿というわけには参りませんので、事前補習というかたちで学校ヘニ日間来ていただき、これから友達となる他の生徒やわたしたち教員と先ず親しくなってもらいます。そして2泊3日の合宿には必ず不登校経験者の本校卒業生にも来てもらい、体験談などを聞いてもらいながら仲間作りを進めていきます。夜間にはグループ懇談を実施しますが、教員だけでなく卒業生にも懇談に加わってもらっています。卒業生ならわたしたち教員とは違って年齢も近いですし、打ち解けてくれることを期待するからです。

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不登校経験者なので勉強に自信がありません。どういう指導をしてもらえるのですか。
本校では、全員に各種資格を取得させています。それも一番優しい級の取得から始めます。漢字や数学なら 8・7級から取得させます。そして計算、ワープロ検定の4級にも挑戦させます。合格すれば職員室前の廊下に氏名を公表して褒めてあげます。その次は簿記の4級や情報処理の3級あるいは英検の5級といった難しい資格に挑戦させます。
資格をいくつか取得すると自信が付いてきます。検定試験に合格したら必ず褒めてやってください。以前本校であった話ですが、本校生がワープロの3級に合格したのでその報告を親にすると親は励ますつもりで3級で満足しているのかといったそうです。次に情報処理の3級に合格したのでその報告を親にするとまた同じ返事が返ってきたそうです。結局その生徒は本校を辞めました。
昔なら励ますつもりで言ったことを子供も理解したのでしょうが、現在は違います。例え漢字の8級に合格したとしても“よくやったね。頑張ったね"と先ず褒めてやることが大事です。
褒められた子供は自信を持ちます。次は7級、その次は6級と自らの意思で上級の資格を目指すようになります。ゆっくりでもいいのです。早ければよいというものではありません。初めは遅くてもそのうちスピードは上がってきます。子供との根競べです。

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フリースクールと高等専修学校との違いを教えてください。
高等専修学校は専修学校あるいは専門学校として、また学校法人として都道府県から正式に認可された教育機関です。高等専修学校は中卒者を対象にした主に3年制の学校であり、多くは3年間で高卒の資格も取れます。専門学校は高卒対象の2年制の学校ですが、専門学校でも専修学校と名乗っている学校もあります。ですから専門学校も専修学校も同義語だとお考えください。
さてフリースクールですが、専修学校が都道府県から認可された教育機関であるに対して認可されていない学校、無認可校と一般には呼ばれています。
目に見える違いを挙げますと、学割や通学定期の使用が専修学校ではできますが、無認可校ではできません。奨学金や授業料軽減補助金を専修学校の生徒は貸与や給与を受けることができますが、無認可校の生徒はではできません。手っ取り早く言えば、私立高校と専修学校では学割や奨学金などで全く同じ公共のサービスを受けることができますが、無認可校であるフリースクールの生徒はそれらのサービスを受けることはできません。しかし一番の違いは、フリースクールは利益が得られなくなればいつでも止めることができますが、専修学校は私立高校と同じ学技法人なので止める時には学校の全財産を国庫に収めなければなりません。したがって専修学校は一度開校すると半永久的に続けなければなりません。
細かいことを言えば、専修学校の授業等の学納金には消費税はかかりませんが、フリースクールは学校として認められていませんので消費税がかかります。

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入学後に不登校状態が出たときはどういうケアをしていただけますか。
先ず家庭訪問をします。家庭訪問をして保護者の方や生徒自身とコンタクトを取ります。互いに情報交換をしながら何故不登校状態がおきたのかを一緒に考えます。決して無理やりに登校を促すようなことはしません。お互いに気長に登校できるようになるまでコンタクトをとります。焦りは禁物だからです。
本校は、5分の1以上の欠席があると進級や卒業ができなくなりますが、救済策があります。1学期の欠席オーバーは夏休み、2学期の欠席オーパーは冬休み、3学期の欠席オーバーは春休みに登校して勉強し、欠席が5分の1以内に収まれば進級や卒業ができます。それでも欠席が5分の1を超える場合は、仮進級をさせて次年度の放課後に補習をして進級させます。この制度のお陰で毎年何人かの生徒が進級しています。

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どの程度の割合で不登校経験者はいるのですか。
学年にもよりますが、学年の半数くらいは不登校経験者がおります。多い学年では不登校経験者が6劃を超えることもあります。

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そちらの学校へ入学後、また不登校になった生徒はいますか。
本校入学後にまた不登校になった生徒はおりますが、きわめて少数です。
一概にはいえませんが、徒歩や自転車通学の生徒が不登校を起こすケースが多く、電車通学の生徒が 不登校になるケースはごく少数です。 いくつかのことが考えられますが、徒歩や自転車通学の生徒の多くは本校の近隣に住んでいます。進学したといってもあまり環境の変化はありませんが、電車通学の生徒は大きな環境の変化に遭遇します。
先ず遅刻をしないように電車の時刻に合わせて就寝し、起床します。通学定期を忘れたら現金で大人と同じ料金を払わなければ電車は乗せてくれません。電車には様々な人が乗っています。会社員、大学生、高校生に混じって私立の小学生や中学生もおります。小さな子供が電車通学をしているところを見ることができますし、同じ高校生でも進学校の生徒は時間を無駄にせずに車中でも教科書や参考書を読んでいます。
会社員のなかにも小説などの読書をしている人たちもいます。こういう人たちゃ車中から見える景色がいろいろな刺激を与えてくれます。こういう理由で電車通学の生徒は学業を継続できるのではないかと考えております。

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不登校で立ち直るタイプというのはありますか。
立ち直るタイプというのがあるのかどうかはわたしたちには分かりませんが、不登校経験者に多く共通していることに、能力的には決して低くないのに自信をもてない生徒が多いことです。そういう生徒には前述しましたように資格の取得で自信をつけさせるように取り組んでいます。

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不登校が治るような、あるいは適したような学科はあるのですか。
本校は今春からヒューマンコミュニケーションを開講しますが、これはグループダイナミクスやケースワークなどの心理学の手法を用いて人間関係やコミュケーションを良好にするコースです。ですから人間関係やコミュケーションが苦手で不登校になった生徒には効果があるでしょうが、そうでない場合は効果はありません。
本校が進学コースである国際情報科や美術系大学への進学コースであるCG美術コースを設けたのは、不登校経験者が高卒後すぐに就職するのは非常に難しいからです。進学と言うワンクッションをおいて就職へと持っていくためです。
これらのコースには不登校経験者が多く在籍しています。不登校経験者が多いという環境が安心感を与えるようですが、互いに自分の体験を話したりヒントにしているようです。

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双子の兄弟が二人とも不登校なのですが、こういう場合はどうすればよいのでしょうか。
できれば別々の学校へ通うほうが良いと思います。本校であったケースですが、小学校時代は兄が弟を連れて学校へ行き、中学校は弟が兄を引っ張って通っていたそうです。
二人とも本校に入学しましたが、弟のほうは2学期頃から休みがちになり、友達が通う定時制が自由がきいて自分に合っているといって2年進級時に定時制の高校へ転校しました。わたしたちは定時制では登校しなくなるのではと心配し本校を頑張って卒業するように話しましたが無理でした。弟の転校後、兄も弟に影響されて夜更かし、朝寝をするようになり、休みがちになりましたが、家庭訪問を繰り返して何とか学校のほうへ興味をむけることができるようになりました。2年の2学期からは兄のほうは登校できるようになり無事に卒業し進学しましたが、弟のほうは未だに籍だけ高校においているそうです。
双子の兄弟というのは、いい方向へ行っているときには良いのですが、一人の調子が悪くなるともう一人の調子も悪くなりやすいものです。ですから兄弟別々の進路を選択させるようにするのが良いのではないでしょうか

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不登校に対する教育方針を教えてください。
前述しましたように、入学式前から事前補習で学校に慣れていただき、オリエンテーションで仲間作りをさせます。今年は 4月20日から家庭訪問を行いますが、ご家庭のご要望をそのときにお聞かせ願えればと思います。
学期が始まりますと、本校は5日制ですが、5日制による休み癖がつかないように奇数の土曜日の午前中にオープンスクールを開講します。テニス、ろうけつ染め、コンピュータグラフィックなどの講座を開きますので興味や関心のある講座に通ってくれればと考えています。
1学期の終わりには2泊3日でサマーキャンプを行います。2回目の仲間作りですが、1学期の終わりになっても最近は友達が少ない、できないという生徒が増えてきました。 友達が増えれば学校も楽しくなって休まずに通ってくれるのではと考えてこのキャンプを行っています。 しかし最近困っておりますのは、友達不要、という生徒が出てきたのです。
これはゲームやコンピュータが原因と考えております。一人で遊べて時間を潰せるようになると、他人との付き合いが面倒くさくなるものです。ゲームやコンピュータ中毒といってよい生徒が本校にもおりますが、精神的な発育が遅れる一方で、進路の決定に際してもフリーターを志向する生徒が圧倒的です。こうならないためにもわたしたちはゲームやコンピュータからできるだけ離す様にしています。

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